セルバンテス出走結果

5/2　久保田厩舎
２日の新潟競馬では後方の位置から進めて３角手前あたりからじわっとポジションを上げていく。直線に入って外より追い出しにかかるも伸びが見られず１０着。「先生からちょっとモタれるところがあるということを聞いていましたし、気を付けてレースへ臨みました。道中は感触自体はそこまで悪く感じなかったですし、ポジションを無理なくじわっとあげていってからも苦しい感じはしなかったし、手応えは悪くは思わなかったんです。しかし、いざトップギアを入れるために追い出すとグッとは来てくれませんでした。気持ちが入りきれなかったとかそういう様子には見えなかったのですが、追い出してからのリアクションを考えると、休み明けの影響かまだ中身からしっかりとしきれていなかったのかもしれません」（松田騎手）「心配していた輸送は比較的うまく行ったのか体を減らしすぎることはありませんでしたね。あとは何とか良さを出してくれたらと思っていましたが、正直物足りない走りになってしまいました。このメンバー構成でしたし、格好だけでもつけてほしかったのですが…。気の悪いところを出したわけではなかったはずとジョッキーも言ってましたし、上がってきたときの息づかいからもそれなりに走ったようには感じました。しかし、さすがにもう少し走ってもいいはずなんです。ビッシリ攻めこんでつくりあげたわけではなかったので中身ができていなかった可能性も考えられますが、レースの形だけを見るとこの血統の傾向を考えたときに良さが活きないパターンになってしまったのも影響したのかもしれません。それにしても…という気持ちではあるのですが、８ヶ月ほどの休み明けですし、良くなると信じてやっていきたいです。体のことが気になっていたくらいなので、このままもう１回頑張れるか、夏に切り替えるべきか、少し時間をかけて様子見し、判断していきます」（久保田師）今週と来週を見ながらの調整を行っていましたから、もしかすると中身が伴いきれていなかったのかもしれません。それでもこのメンバーならば格好をつけてほしかったのが本音ではありますが、爆発力の素となる闘争心のスイッチが入りきれなかったのかもしれません。クラス編成云々はもちろん気になりますが、再起をかけてあくまでもコンディション次第で判断をさせていただければと考えています。