イルジオ－ネ、デビュー時は6着！

18/6/24　武藤厩舎
２４日の東京競馬では道中中団を追走して直線へ向くも、最後は内にモタれるのを修正しつつの追い上げで６着まで。「ゲートは初戦にしてはまずまず出てくれたと思いますが、まだトモを中心に緩さがあってハミに乗りかかって走る影響か口向きに少し難しさがあり、まずは自分のフォームを整える必要があり真ん中くらいのポジションになってしまいました。気性面は意外とカッとすることはありますが、それでも悪さをすることなく追走できましたね。あとは勝負どころから直線ですが、馬体ができていない上に体力的にも辛くなってか、左に偏って走ってしまいました。レースを終えて止まるタイミングでも左の口を固くしてなかなか止まりませんでしたね。ちょっと若さは見せてしまいましたが、馬体ができてくればまた違うだろうなとは感じましたし、じっくりと時間をかけて成長を促していければいいですね。今日はいい走りをお見せできず申し訳ありませんでした」（北村宏騎手）「調教でも止まりがけに元気いっぱいでなかなかスピードが緩まないことはありましたが、気性的に少しピリッとすることはあっても、決して気の悪さを見せることはありませんでした。むしろ普段は大人しくて手のかからないタイプですし、今日の装鞍も経験しているかのようにお利口さんでした。競馬では気性から来るモタれと言うよりは、馬体の緩さによって必要以上にハミに頼って、余計に偏った走りになってしまいましたね。特に直線はそれが顕著に出てしまいましたが、それでもジリジリながら脚を使っています。今日は結果を出せず申し訳ありませんが、まずはこの時期に競馬を経験できたのは大きなプラスになるはずです。また、馬体はまだ完成していなくても現状でも見栄えがするように楽しみもある馬ですから、先を見つつ、しっかりと成長を促して結果につなげていきたいですね」（武藤師）トモを中心に緩さが残る影響かハミの取り方に偏りが出てしまい、直線では前に迫るほどの脚を使えませんでしたが、馬体の見た目はいい馬ですからそれに芯が通ってくれば違うはずです。まだ体質的にもパンとしていないように今後の成長も必要ですが、その分、伸びシロがあるとも言えますから、一戦一戦の経験を糧に前進を図っていきたいものです。この後はデビュー戦のあとになるのでしっかりと心身の状態を確認してから判断します。

イルジオ－ネの新馬戦は6着でした。いや、惜しい！惜しくないけど惜しい！！(笑)悪くなかったですよ、ホント、上々。

スタートから振り返りましょう。スタートは出ましたね。新馬戦で1800mですから、スロー必至ですのでスタートが早いのは(遅くないのは)素晴らしいことです。よし、前目に付けられたぞと思いきや、真ん中くらいのポジショニングに落ち着きます。まあ、新馬ですからまだ上手く走れていないのでしょう。3コーナーから徐々にレースのペースが上がり、後続馬も続々と押し寄せて来ます！4コーナー手前ではイルジオ－ネはもう後方3番手に・・・ありゃ～こりゃあかん！と思いつつ直線へ！！直線外目後方からイルジオ－ネが良い脚を！と思いきや、やや内(左)にもたれ気味に・・・いや、それでも鞍上は左ムチを入れつつ態勢を整えつつ差し脚を伸ばして来ました！！結果的には道中の位置取りと仕掛けどころ、左へのもたれ気味なところなどなどにより1.0秒差の6着でした。

このレース、結構注目馬の多いレースだったのですが、1.0秒差の6着は上々の滑り出しだったのではないかなと個人的には思いますね。この仕上がりであのもたれ、終始、北村騎手もこの馬自身や周りに注意を払いながらの騎乗、新馬らしい新馬戦でした。もう次は確勝なのでは！？なんて安易に考えちゃいけません。少なくとも1勝するまでは安心できないのです！！

この後は放牧して成長を促すのでしょうかね。それも良いと思います。成長段階で無理は禁物です。まずはお疲れ様と言いたいですね！！